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正確にはオンラインストアの範疇には含まれないが、最近流行のオークションサイトをとりあげてみた。これらサイトをこまめにチェックすると絶版キット・絶版書籍、手ごろな価格の掘り出し物を見つけることができる。オークションサイト自体はアメリカのeBayが先駆けであるが、最近は日本でも普及しつつあるようだ。現時点では、模型関係のオークションは比較的参加者が少ないようで、入札のないまま期限をむかえる出品アイテムも多い。しかしながら、時にはレアアイテムを巡って激しい入札合戦が繰り広げられることもある。アメリカのオークションサイトであっても、国外からの入札可というものもあるので、チェックしてみてはどうだろうか。また、個人ではなく模型店が出品しているときもあり、その場合は市場価格よりも安く新品が入手できることもままある。入札期間は一週間から十日程度が標準なので、こまめにチェックしないとそのまま流れていってしまうので注意。
入札行為は簡単な登録だけで無料で参加可能。出品に関しては、オークションサイトによって有料・無料のところがある。
アメリカ国内のオークションに参加する際は、入札前に海外に送ってくれるかどうか出品者にメールで問い合わせておくことが望ましいだろう。
eBay [http://www.ebay.com/]
オークションサイトの老舗。アメリカのオンラインベンチャーの代表格のひとつといっていいほどの有名成長株。歴史が古いだけあって、さすがに出品アイテムは豊富で、掘り出し物も多い。入札は無料だが、出品する場合は出品時・落札時等にeBayに手数料を支払う必要がある。手数料を払っても十分見返りがあるほど十分なトラフィックは提供している。Yahoo! Auction [http://auctions.yahoo.com/]
アメリカではeBayよりは後発ながら、Yahoo!のネームバリューもありそこそこ繁盛しているサイト。模型関係の出品数はeBayと肩を並べる量を確保している。入札・出品が共に無料であることがeBayとの大きな違い。
Yahoo! オークション [http://auctions.yahoo.co.jp/]
日本の代表的検索エンジンであるYahoo! Japan内に設けられたオークションサイト。少し前までは殆ど唯一の国内オークションサイトであった。何といっても日本語なので手軽に利用できる。模型関係の出品数も着実に伸びており、今後、レア模型購入手段としてガレージセール以上に盛んな場になっていくものと思われる。イーベイジャパン [http://www.ebayjapan.co.jp/]
eBayの日本版。最近(2000年2月頃)開設されたばかりのようで、まだ全体の出品数も数えるほど。アメリカeBayの出品アイテムのうちで日本から入札可能なものを掲載するなどで差別化を図っている。アメリカと違って、日本ではYahoo! Auctionの後塵を拝している上に、出品手数料が必要であるところは日本の文化には馴染まない恐れもあり、苦戦が予想される。オークションサイトの本家として、これからどうやってトラフィックを増やしていくかが見物である。
オークションは個人売買であるため、包括的な評価を与えるのは適当ではないだろう。今後、商店を介さないコミュニティ型の個人売買メディアとしての発達が期待されるだけに、モデラーとしても早めにチェックして自らの守備範囲に含めておくべきだと思う[00]。